セクサロイドは眠らない
官能小説でもあり純文学でもある。女の子の服を剥ぐかのように読むのもヨシ、中学生が好きな子を遠くから眺めるように読むのもヨシ。男と女の関係のように多種多様な読み方が出来るのです。これだけ質の高い文を毎日掲載出来るドール3号さんって何者?これは出版レベルの文章、ぜひ大手出版社から出して欲しいのです。出版社って何やっているんでしょう、揃いも揃って節穴ですか?それともこの文はネット向き?うーん。
Web
Column
趣味や興味の対象は広い方が良い、そう思わせる高樹洸さんのコラム。男の視点からの女性観察は男なら誰でも共感を覚えるところ。男ってホント、どうしようもない生き物だと思うのです。僕も男ですからね、どうしようもなくてすみません。
恐がり
テキストサイトに分類してもよいのか、ずいぶん迷ったのです。ゲーム着メロの「恐がりiモード」「不定期日記冷麺」「雑文」他、全てにおいて深いこだわりが見受けられるアニさん。ツボにはまったときの雑文は、ハードディスクに保存したいぐらい。いや、実際保存しました。メノモソ日記を作るときにもずいぶん参考にさせていただきました。
天国の花
飾りけのない文がみかげさんの心を映すよう、ものすごく繊細な感じ。論文のために始めたというHP、毎日来る人がこんなにも多いのは、みかげさんの文がきっちりとしていて読みたいと思わせる何かがあるからです。こういうのを面と向かって言うと、たぶん顔を赤くして謙遜するんだろうなぁ。ちょっとはにかんだ感じで。
エレメンタルノート
平々凡々何も考えず、ただ毎日仕方がなく、会社や学校と家との往復をしている−−恐らくそういう人は、自発的に目的意識を持ち学校や会社に行ってはおるまい−−人には、綾倉聡さんのような視点でものを捉えることは決して出来まい。つまらない通勤通学の途中でも、食事をしている時でも、寝ている時間以外のいついかなる時でも、面白いことは転がっている。そんなことを綾倉聡さんのサイトを見るといつも感じるのです。
Otearai Web
毎日更新「ぷち日記」。なんでこんなに名倉さんの文章は短いのに面白いんだろう。それは物事の本質というか、人の気持ちを端的な言葉で代弁しているからなんだろうなぁ。「自己紹介」を途中まで読んで、なんて凄い人だろうと信じてしまった。それは「ぷち日記」を先に読んでしまったせい。
妄想日和
どんな事をしても、端から見ると「この人って面白いな」と感じさせてしまう人は確かにいて、Yoshiさん自身は面白いと感じていない、もしくは不愉快な出来事なのかもしれないけれど、書く文書く文すべて読み手には面白く感じてしまう。それはYoshiさんの経験によって培われた説得力から来るのかもしれない。ちょっと硬い事を言ったとしても、僕など単純なのですぐに納得してしまうのです。それは妄想ではありません、確固とした事実なのですよ。
maomao14
佐渡島に住む十四歳まおさん。僕のイメージする佐渡島なんて実に古臭く、時代錯誤で的はずれなもの。佐渡島イコールという文を作るなら、金山、島流し、トキと、しょうもない。テストで言うなら三十点、中学生ぐらいに戻ってもう一度やり直せと言われそう。でも待てよ、中学生に戻ったらまおさんと同じ年齢か。そういえば中学生の時はろくに文も書けなかったなー。まおさんのですます調が年齢を主張しているようで、若さいっぱい、すごくかわいらしいのです。そのまま素直に成長して欲しい。あぁ、僕は大人になってしまったよ。
Aqua_val.3
緑色の目にやさしいホームページだけれど刺激は強い。文で笑わせ写真で笑わせ、あげくにタイトルで笑わせるユミさん。すさまじい笑いを投げつける。タイトルは宣言する、笑いで人を打ち落とすと。アクアバルサンには参りました、僕は地に落ちた蝿よろしく地面に這いつくばって笑い転げるのです。
Obento Nikki
現代人は貧しい食生活を送っている。服や靴、鞄などにお金をつぎ込んでいるのに、食に無頓着な人が多すぎるのです。このSeaBreezeさんの手によって生み出されるお弁当の数々を見ると、僕もコンビニ弁当やカップラーメンを食べてはいけないと思う。悔い改めよう、食い改めよう。
667
まったくもって謎のサイト。書いているのが誰だかわからなければ、創作なのか、日常なのか、それすらも定かではない。明らかなのは、これを書いている人がとんでもない能力の持ち主ということ。人間の想像力に限界はないのです。
Way Over Yonder
文章と音楽は相性が良い、それは両方とも時間芸術だから。音楽を聴くと文章が書けるときもあるし、文章を書いているとメロディーが沸いてくることだって。そんないずみさんの勤務先は音楽制作会社、音楽に関するコメントが日記中多いのも納得。いずみさんが日記を書いているとき、どんな音楽が流れているのでしょうか。
Bare
Sky
メノモソへのリンクコメントが興味深い。と言うのも、僕が本来メノモソ日記でやろうとしていたのは創作風日常(日常風創作?)日記ではなく、普通の日常日記なのだから。双方が双方の日記に異なる美点を見いだしているという点で、とまっくさんのBareSkyは非常に気になるサイトなのです。
怠惰な堕胎
日記の主人公キリコちゃんはいつも不条理。淡々と語られる会話のようでいて、どこかがねじ曲がっている。登場人物みんなそろっておかしな世界を受け入れてしまっているようで、思わず笑ってしまうのです。
菌視灯台
このサイトを紹介するのにどんな言葉が相応しいのか、実はずいぶん悩んだのです。端辺圭さんは極めて情感豊かな人ではないかと僕は想像するのだけれど、そのあふれそうな情を、押さえた筆で書かれているのに好感。冷たい感じがする文だけれど、その行間からはぬくもりを感じられるでしょう。
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