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■ 空想の産物 |
暑い日には |
昼どき日本、僕の頭を悩ませるはただ一つ。お昼ご飯をどうするか。
季節は夏、うだるような暑さ。立ち止まれば汗が滴り、その汗は地面に落ちるとたちどころに蒸発します。燃えるような太陽に晒されてちりちりとした肌は、熱せられたフライパン上の卵のように、こんがりと焼けそうな気がするのです。血管の血は恐らくどろどろで、体をめぐる速度はいつもより遅く、行動をも緩慢にさせました。 ショック療法としましては、唐辛子をふんだんに使った韓国料理、熱を与える辛い香辛料の入ったカレーという手もありますけれど。しばしの間は暑さを忘れ、辛い料理に舌鼓。その後に襲う猛烈な汗は、ぐっしょりとシャツを濡らし、小さなハンカチなどでは決して全てを拭いきれず、辛い成分が入っているのではと思えるほどなのです。外で食べる暑い夏の昼どきに、少なくても僕にはですけれど、辛い料理は合わない気がしてなりません。
ばれてもいいや、かまわない。飲めるときに飲めばいい。なるようになる、ケセラセラ。 ビールの混ざった血液は、頭をゆっくり働かせ、思考をも緩慢にさせました。 まほさんのホームページ「happy! happy!」
この話は半分フィクションで、半分ノンフィクション。まほさんのホームページ「happy! happy!」を見てビールが無性に飲みたくなり、何かビールが飲みたくなるような文を書かねばと、急に思い立ち書き始めました。 夏の暑い日に天ざるとビールを注文するのは、僕の何よりの楽しみ。もちろん天ざるビールの時は一人で食事をします。それなので食後に事情を知らない周りから、そんなに赤い顔をして大丈夫?熱あるんじゃない?と、心配そうに聞かれます。 夏の暑い日にはビールを飲みましょう。 |
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