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映画評あるいは感想 邦画
TOKYO EYES
 K。彼はすれ違う人に拳銃を突きつけ威嚇射撃を行う。そのメガネ姿から、マスコミはやぶにらみと彼を呼ぶ。
 一種の世直し、軽いゲーム。自分の行為を彼はそう思っている。世間ではもちろん犯罪。そんな気持ちなので、彼は犯罪行為を気にもとめていない。

 刑事の兄がいる美容院のアルバイト店員ひなの。偶然からKの犯罪を目にしてしまう。彼の後を付けているうちにだんだん惹かれあう2人。ひなのは彼を刑事である兄に突き出そうとはせず、彼を説得し、どうにか犯罪をやめさせたいのです。好きな人だから。

 拳銃を手にすると人を撃ちたくなる衝動。ゲームのように犯罪を犯す感覚。そういうのが武田真治と吉川ひなのという配役でよく出てます。身近にいたら危ない人。
 Kが何考えているかわからなくて、ドキドキします。前フリなく、殆ど衝動的に行動します。目に入ったゴミを舌で取ろうとするか普通?とっても卑猥な感じです。ドキドキします。

 わけのわからない行動は人を困惑させると同時に強く人を引きつけます。でも犯罪はいけません。銃が手軽に持てる世の中にはなって欲しくないですね。

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