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■ 映画評あるいは感想 洋画 |
プリンス・オブ・エジプト |
あらすじは旧約聖書の出エジプトまで。僕のことばで語るより、実際に聖書を読んでください。想像よりも遙かに壮大なお話なのですよ。聖書なんて堅苦しくてイヤだ、とおっしゃるならば映画「十戒」。こちらを見てください。ずいぶん古い映画なのでSFXなど古くさいですが、これに勝るスペクタルはそうはないはず。
民族問題というのは古今東西に関わらずある話で、背景には宗教が絡んでいる事が多くあります。宗教の名の下に、多くの血が流されてきた歴史。いっそ宗教などなくなってしまえばいいのでは?と思いますが、人を崇め奉る気持ちというのもわからなくはないのです。だって、人にすがって生きていれば、楽チンですからね。 どんな信仰を持っていようと、それはその人の自由。対立する思想があるからといって、即座に戦争を始めるというのはわからない。全くわからないのですよ。 こういった宗教や思想の問題が山積しているので、未だにパレスチの受難は続いているし、アメリカはテロでやられるし、朝鮮は民主主義国に対して強硬な姿勢を取り、インドとパキスタンはいがみ合うのです。 あーあ。一体いつになったら人は争いをやめ、手に手を取って、地球規模の平和共存関係が成立出来るのでしょうか。アダムとイブが禁断の果実を口にしてから、ずいぶんと複雑な世の中になったものですね。 映画の評論というよりは、宗教を語るになってしまいました。すみません。 では最後に。もうホントどうでもいいことなんですけれど、アメリカのこの手のアニメって、顔が五輪真弓に見えちゃうんですよ。僕だけかもしれないですが。 |
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