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映画評あるいは感想 洋画
タイムアクセル12:01
 巨大ハイテク企業に勤める、会社に不平不満を持ち、ドジで何をやらせても駄目な男、バリー。彼はずっと同じ会社に勤めるエリート研究員リサに恋をしている。
 そんなバリーは偶然彼女と話す機会を得てアタックするも玉砕。悪いことは続くもので、仕事でミスばかりするバリーに上司は解雇を言い渡す。そんな中、退社時に何者かに銃で撃たれリサは命を落とす。
 やけを起こした彼は同僚を連れ添いやけ酒を飲み、酔い潰れて帰宅し就寝。次の朝を迎えるけれども、昨日起こった出来事がまた繰り返される。延々と。バリーは繰り返される日の謎を解き、リサを凶弾から救うことは出来るのか?

 同じ日を繰り返されたらなぁ、何歳のときに再び戻れたらなぁ。というのは、誰もが一度は考えること。使い古されたテーマですが、味付け次第では面白くなるという見本。事実かなりの低予算っぽいし。

 ゲームなどでリセットするなどと言いますが、ある一日を自由意志においてリセット出来れば素晴らしいですよね。でもその一日がもし、胸が悪くなるような一日であったら。誰でも最善の努力をすることと思います。バリーを突き動かすものはリサを助けたい、リサを救いたい、愛する人を守りたいという一心。そういったバリーを見る他の人たち−リサを含むーの反応を見ていると面白い。

 過ぎ去った過去はやり直すことが出来ないのだから、今日という日が最善の一日になるように、精一杯胸を張れるよう過ごしましょう。今日も明日もあさっても。
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