新作映画？あんまり興味ありません。だってはずれたら怖いし。せっかくお金を払っていくのなら良いものが見たい、それが人情ってものじゃないですか。
しかしですよ、お付き合いで映画を見に行くこともあります。そんな時は大体はずしてます。あんなにわくわくして見に行ったアレやコレ、みんなダメだったのですよ。つまらない。２時間という時間が苦痛でならない。２時間つまらないものを強いられる、かなりのストレスなのですよ。そして隣に座っている人はさも満足そうな顔をしているのです。映画館を出てからもしきりに映画評を聞いてきますが、間違ったことを言えません。曖昧なことばでお茶を濁すことになるのですよ。
そうなってくると、テレビで放映されるのをウキウキしながら待つ。これがベストなのではと思うようになってきました。ビデオでも良いです。
本もあとがきを楽しみにしちゃうような僕なので、実はだれか他の人の評価を聞きたくて仕方がないのですよ。ちょっと古い映画なら、もう映画批評なんて山ほどあるじゃないですか。おすぎの評価も見られるし、ウヒヒ。水野ハルオの事なかれ映画評よりも、おすぎの方がよっぽど辛辣で面白いや。
現代人はストレスを抱えています。２時間という時間に耐えられず発狂してしまうかもしれません。信頼できる映画評論家に耳を傾けましょう。おかまでもいいじゃないか、人類皆兄弟。これ現代人の心得。
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